冷風扇さんの旅行記
テーマ:グルメ
旅行記タイトル:山じゃテントがレストラン(ラダック)
旅行期間:2004/08/08〜2004/08/21

旅行記の内容:インドの山の奥深く、世界最高の高さを誇るヒマラヤ山脈の一角にあるラダック地方。
長く厳しい冬を終えると、世界中から観光客やそれを目当ての出稼ぎ労働者、物資を運ぶトラックなどが集まってくる。
だがそれも、山の麓から上までの道路が開通している半年余りだけ。
冬山好きの登山者やほんの少しの旅行者を除くと、下界からの出入りはぱたっとやむ。
レーの様な町中にはちゃんとした食堂やレストランがあるのだが、さすがに山の中には全くない。
かといって、今日日の観光客が全てキャンプ道具を持って歩くかと言えばそんなはずも無く、だから今の季節だけ、山で、道路っぱたで、テントレストランを開業する。
カラチャクラなどの祭り、ラクダ市など、イベントでやるのと同じ。
日本で言えばテキ屋ですな。
写真:インドの山の奥深く、世界最高の高さを誇るヒマラヤ山脈の一角にあるラダック地方。
長く厳しい冬を終えると、世界中から観光客やそれを目当ての出稼ぎ労働者、物資を運ぶトラックなどが集まってくる。
だがそれも、山の麓から上までの道路が開通している半年余りだけ。
冬山好きの登山者やほんの少しの旅行者を除くと、下界からの出入りはぱたっとやむ。
レーの様な町中にはちゃんとした食堂やレストランがあるのだが、さすがに山の中には全くない。
かといって、今日日の観光客が全てキャンプ道具を持って歩くかと言えばそんなはずも無く、だから今の季節だけ、山で、道路っぱたで、テントレストランを開業する。
カラチャクラなどの祭り、ラクダ市など、イベントでやるのと同じ。
日本で言えばテキ屋ですな。
ヒマラヤの聖地、ツォモリリのとあるテントレストランでチャイを貰う。
テントレストランといえども、ちゃんとガスボンベとガスバーナーを持ち込んでかなり本格的。
はっきり言って、町中のレストランと設備は変わらないと思う。
さすがにツォモリリなので、値段はちょい高め。
チャイ一杯5バーツです。

インドの定番、マギーのインスタント麺。
別に山の上だからと言うわけではなく、下界でも人気の麺。
ご想像通り、カレー味です。
高地では当然気圧が低いので、水の沸点が低く、麺類をゆでるとぶよぶよに延びてすこぶるまずいのだが、インスタント麺に関しては、気圧の影響を受けにくい。
麺が縮れていて、しかも細めのところがポイントかもしれません。
スパゲティなんて最悪だからね?。

最初に紹介したのがインスタント麺だったので、「やっぱりろくなもんださないんじゃん」って思った人多いのでは?
そんなこと無いんです。
ほんとーーに辺鄙なこの村で、見てよコレ。
つやつやに光って美味そうでしょ?美味いんです。
ハイ。
写真は、蒸しモモ。
よくチベット風餃子という風に紹介されますが、ミンチにした羊肉にタマネギのみじん切りを混ぜ、粉で作った皮で包んで蒸したモノ。
町のレストランでは鶏肉や野菜だけ、はたまたチーズ入りなど代わりモモも食せます。

親父さんが、材料になる羊肉をなたでぶつ切りにしているところです。
その後、羊のあばらの周りの肉をスプーンでこそげ落としてくれるのですが、魚でも肉でも、骨の周りの部分が一番美味いんだよね?♪どーりで美味かったわけだ。
羊となると臭みが心配されるのですが、それも全くないのは、ここがインドだからも往々に関係するかもしれません。
ええ、スパイスの宝庫ですから。
(あのね、チベットで食べるチベット料理はまずいのですが、インドで食べるチベット料理はうまいんです。
これホント)

彼はきっと親父さんの息子君。
息子君は、ぶつ切りにしたタマネギを炒めると、先ほど親父さんが肉をこそげ落とした羊の骨のぶつ切りをぶち込み、また更にひたすら炒めます。
空気が薄いため、時々ガスボンベの火力が弱まるのを気にしながら、ひたすら炒め続ける。
時々、スパイスミックスの箱をひっくり返しては、また炒める。
で、最後にお湯をどばーーーっと入れてっと。
作っていたのは、羊の骨でとったスープでした。

山の上のもう一つの定番メニュー、ダル・ライス。
一般的にダルというと、ムーングダル(イエローレンティル)という種類の豆のことを指し、これまた下手な表現だが、「インドのみそ汁」とか言われている。
豆をターメリックなどの香辛料で煮たスープで、みそ汁に例えられるくらい、ご家庭でも頻繁にテーブルに並ぶ一品だということが伺える。
で、物資の少ない山の上では、人々は毎日の様にこれとチャパティで食事をとっている。
レーを離れると、町の食堂もダル一点張りなので、これが食べられない外国人は辛いだろうなぁ。
ええとね、優しい味の豆カレーだと思ってくだされば。
チリが入ったピリ辛のモノもありますが、大抵辛くないです。

おまけでかわいらしいお兄さんの写真を。
ツォモリリのキャンプサイトに建っているテントレストランに卵を買いに来たお兄さんがいた。
恐らくもっと山奥に住んでいる彼は、ここまで買い物に来たのだと思われるのだが、1シート分の卵を抱えるのはちょっと大変。
「緩衝剤に包んでけば?」と親父に言われ、緩衝剤でサンドイッチにした。
今度はそれを結わえる紐が見つからず、どうするのかなぁって思ったら、自分のセーターの毛糸をほどいて紐にしてしまった。
「あったまいいー」と感心したのもつかの間、その毛糸の長さがほんの少しだけ、どうしても足りなくて、「あちゃーー」と頭を抱えて止まってしまった(笑)
おにいさん、真剣に悩んでいるその姿がかわいいぞ!

お次は、これもテントレストランの定番、オムチャパ(←勝手に略すな)。
テントレストランのメニューに必ずといっていいほど載せてある「オムレツ&チャパティ」。
日本人の想像するオムレツとは、ふわっとした三日月形のあれで・・・でも、インドで出てくるのはフライパンの形に丸く焼いた卵焼き。
なんていうか、目玉焼きを失敗したって感じ。
で、ですね、なんと、そのオムレツをチャパティでサンドイッチにして出されるんですよ。
これは想像しなかった。
卵の塩味がちょい濃いめなところが、味付けてないチャパティと一緒に食べるのにちょうどいい。
おまけにチャパティは全粒粉を使っているので、それだけで味があって美味いしねぇ。
ケチャップなどをなくてもかなりイケます。
意外な味だった。
うーむ。

トマトスープ。
これは、ヒマーチャルプラデーシュ州のテントで出てきた食事の一つ。
ヒマーチャルプラデーシュ州のマナリからラダックのレーを結ぶ幹線道路はかなり険しい山の上り下りを繰り返すため、必ず途中で宿泊を伴う(トンネルほりゃ、いいんすけど)。
で、なーーんにもない所なので、食事はテントサイト近くのテントレストランに駆け込むか、宿飯にすべし。
食前にスープがでましたが、やかんで出してくれるので、さすがに具はなかった。

で、これが食事。
1人分ずつ、ターリーをプレートで運んできてくれる。
サブジは、アールーマタル(ジャガイモとグリンピースのカレー)、あとは原料忘れましたがマサラカレーと(肉は入ってなかった様に思う)、キール(インドのデザート。
甘い牛乳粥)にご飯にチャパティです。

テントは一泊2食付きなのに、朝の5時に出発するといわれ、「朝ご飯は??」と騒いでいたら、ランチパックをくれた。
すすんだなー、ここも(実は、3年前にも泊まったことあるの)。
サンドイッチとゆで卵とクラッカー。
そして、最近、ちまたで人気の健康食品、レーベリーのジュース。
NASAでも採用されたとかされないとかで、だったら、土産に買って帰れば良かったですわよ。
レーでは、そこいらへんの雑貨屋でやまほど売っているのです。

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